本診断では「等身大の自分を認識できること」を大切にしています。
したがって、耳の痛い表現があるかもしれませんが「長所と短所は常に表裏一体」「大事なのは自分の長所・持ち味を活かすこと」という前提で、お読みいただけますと幸いです。

この診断結果が「自分は完璧じゃないけれど、それでいい」と自身を受け容れるための大切な一歩になることを心より願っております。

バランス感覚に秀で、自己主張を控えながらどんな状況でも適切に振る舞うことができます。対人関係では付かず離れず、仕事は卒なくマイペースに進めることができます。他者の評価や世の中の流行に追随しがちで、フォロワー的な振る舞いに終始する可能性があります。より活躍する上では積極的に自分の意見を発信するように心がけるとよいかもしれません。

（人間関係面） ・他者に対する働きかけとしては、淡泊な関り方が目立つかもしれません。厳しくも指導力があるタイプでも、優しく包容力があるタイプとも言えず、人と距離をとる傾向があります。 ・自分の性格の出し方としては、抑制的かつ控えめですが、自らの考えを持ち、感情抜きに淡々と主張する傾向があります。 ・総じてバランス感覚に秀でていますが、フォロワーシップに終始する受け身な側面が目立つかもしれません。 （業務面） ・信念を持ってリーダーシップを発揮するタイプではなく、かつ、周囲と親しい関係を作り、育成にはげむタイプでもないため、リーダーとして台頭するタイプではありません。 ・極端に積極的なわけでも、消極的なわけでもなく、その時々に応じて必要なことを、必要な量だけこなしていく傾向があります。 （総評） ・自己主張を控え、状況に応じてソツなく振る舞う傾向があり、組織の中で際立った存在感を出すことはあまりなく、マイペースに仕事を進める傾向があります。仕事内容が明確で職人的にコツコツと進めていくことで気持ちよく仕事ができると思われます。 ・より活躍する上では積極的に自分の意見を発信するように心がけるとよいかもしれません。

「移り気」の素養に気をつけましょう。 「移り気」はいつも次はもっと楽しいことがあると期待したり、忙しさに気を紛らわせたりしてする傾向があります。今やっていることに心の安らぎを感じたり、満足したりすることはまずありません。気分が変わりやすく、注意散漫になりがちです。いつも忙しそうで、いろいろな仕事や計画を同時進行しています。不愉快なことからすぐに逃げようとし、 新しい刺激を常に求めています。 「移り気」は目の前のことに忍耐強く取り組めない。 次は何をやろうかと考えます。ほかにもっとやりがいのあることがあるかもしれない、乗り遅れたくないと思います。気分が落ち着かず、できるだけたくさんの選択肢を確保したいと考えます。 「移り気」は表向き楽しげですが、その裏には不安があります。 不愉快なことも含め、現実と向き合って一瞬一瞬を大切に過ごすことから逃げようとしているのです。本当に大切な問題や人間関係に対し、心の底からじっくり向き合うことを避けています。周囲の人々は、移り気が持ち込む慌ただしさや混乱についていけず、永続的なものを築けずに終わる傾向があります。 こうした自分が出てきたときに気づくことが大事です。このスタンスが仕事において本当に機能するものになるか、吟味する必要があります。そうして少しずつ、「移り気」から距離をとっていきましょう。