本診断では「等身大の自分を認識できること」を大切にしています。
したがって、耳の痛い表現があるかもしれませんが「長所と短所は常に表裏一体」「大事なのは自分の長所・持ち味を活かすこと」という前提で、お読みいただけますと幸いです。

この診断結果が「自分は完璧じゃないけれど、それでいい」と自身を受け容れるための大切な一歩になることを心より願っております。

感情に流されることなく、合目的な行動に集中することでパフォーマンスを発揮します。高いコミュニケーション能力を駆使して合理的に交渉を進め、なおかつあるべき論を提示する押しの強さを発揮することができます。計算高さゆえに、自分にメリットのない行動はとらない傾向があります。そのため、周囲から協調性がなく冷たいという印象を持たれる場合があります。

（人間関係面） ・他者との関係性としては、例えば上司として部下を厳しく追及するなど指導的に関わる傾向があります。頑固さが目立つ一方、他者に対して冷淡な態度が見られるかもしれません。 ・自分をコントロールする点においては、自分の意見を躊躇なく主張できるだけでなく、必要に応じて他者の考えに歩調を合わせて行動することもできます。 ・他者との関係においても、自分のコントロールにおいても、感情論ではなく、合理的に計算した形で実行できる点が特徴です。 （業務面） ・自分なりの信念と責任感を持って業務に取り組みます。約束をきっちり守る有言実行を強みとします。 ・業務において高い創造性を発揮し、周囲に新しいアイデアを積極的に発信します。他方で堅実さ、慎重さも備えているため、ミスを未然に防ぐ徹底した確認力も強みです。 ・上記の特性を合理的に計算した形で組み合わせることができます。 （総評） ・このタイプは自分の信念に則って責任感ある仕事ができる点とアイデアの豊富さ、それに堅実さを備え、かつ合理性に裏打ちされた的確な判断力をも備えているため、幅広い職種で活躍する可能性があります。信念が強いあまり、悪くすれば独善的、支配的な態度に陥る可能性もあります。また、他者に対して冷淡に振る舞う態度もあるかもしれませんが、この点をうまく制御できれば組織の中でリーダーとして活躍する可能性が高いと言えます。

「こわがり」の素養に気をつけましょう。 「こわがり」は、人生におけるあらゆる危険に極度の不安をもち、最悪の事態ばかり考えている。 心配が絶えることがありません。特徴常に不安にさいなまれ、いつも自分や他人を疑ってばかりいます。危険の兆候に対して異常に神経質です。いつも災難や危険が起こらないかと恐れています。そのため、さまざまな手続き、規則、権限、制度などに従っていると安心し、そこから一歩踏み出すことはしません。 「こわがり」は、失敗したら、ここぞとばかりに攻撃されるのではないかと恐れています。人を信じたいが、本心から信じることができません。 「こわがり」の人生は楽ではありません。いつも不安にさいなまれているので、もっと良いことに使えるはずのエネルギーを消耗してしまいます。神経がぴりぴりしていて相手をすると疲れるので、誰も寄りつかなくなることにすらなりかねません。 こうした自分が出てきたときに気づくことが大事です。このスタンスが仕事において本当に機能するものになるか、吟味する必要があります。そうして少しずつ、「こわがり」から距離をとっていきましょう。